
「教育理念・教育目標」「教育方針」「学園の沿革」「学園の課外活動」などご覧いただき、前田学園への理解を深めていただきます。
本園は、1993年4月に開園し、今年で20年目を迎えます。
海外にいるからこそ、日本人幼稚園の必要性が叫ばれ、そのご要望にお応えして、イギリスで最初に在英邦人子女を対象にした、英国教育省許認可・全日制の私立幼稚園が誕生しました。学期は、日本と同じ4月始まりの3学期制です。
教育目標として、「知・情・体」三位一体のバランスのとれた総合教育を目指しています。その中でも、文部科学省の最近の調査では、子ども達の体力、運動能力が相変わらず低下の一途をたどっているとの発表を憂慮して、特に子ども達の基本運動能力の向上を図っています。冬の長い英国に暮らす園児達の、運動不足からくるけがや病気の予防のためにも、体育の時間を設け、専任体育教師の指導のもと、広い園庭を使って体力の増強に努めています。2001年には、待望のテニスコート(アクトン)が完成し、現在、保育時間内に年長児は、テニス教室を行っています。2012年からは英国のスポーツ、ラウンダースも取り入れています。又、年長児は剣道教室もあります。更に、情操教育の一環として園内に茶室(フィンチリー幼稚園)を設け、茶道の指導をしております。
「幼稚園教育要領」の実施に加えて、英国の幼児教育について学び、教育現場に取り入れています。
教育目標・教育内容
教育目標
1. 環境に適応・順応できる子ども
2. 健康で生き生きとした子ども
3. 明るく感性豊かな子ども
4. やさしく思いやりのある子ども
教育内容
幼稚園(年少・年中・年長)教育内容
子ども達は、無限の可能性を秘めています。一人ひとりの個性・特性を大切に、個々に応じた発達が遂げられていくよう、上記教育目標を基に教育課程の編成を行い、指導にあたっています。 遊びを中心とした保育の中で、年齢に応じて知的教材を使用し、柔軟な思考力を養うとともに、友だちと関わりながら、自ら行動できる心身共に健康な子どもに育てます。特に下記の事項に留意し、保育を行っております。
幼稚園では、特に次の点に留意しています。
○言葉(日本語と英語)
帰国後、スムーズに適応できるよう、日本語を正しく理解し、話せるように指導します。英語圏である恵まれた環境を生かし、英国人教師による英語の時間を設けると共に日英二ヶ国語の図書を導入し、英語にふれる機会をもっています。
○自由遊びと課題活動
日本の幼稚園教育要領及び、イギリスのOFSTED(定期的に視察し、教育水準を監視する政府機関)の方針に沿って、教育を進めています。「健康・人間関係・環境・言葉・表現」の5領域を軸に、自由な遊びも大切にし、年齢によって課題活動を組み入れ、一人ひとりの個性を生かしながら主体性をもつ子どもへの教育に取り組んでいます。
○日本の四季・季節感の尊重
節句、七夕祭り、正月など、日本の四季折々の行事を行い、日本の季節を伝えます。また、童話、絵本、紙芝居、童謡を通し、情緒豊かな日本の伝統文化を学んでいきます。
○しつけ
日本と英国では、文化、習慣に違いがあるように、マナーについても違いがあります。日々の生活の中で日本人として守るべき礼儀作法を教え、正しい生活習慣を身に付けていきます。年中、年長児には、剣道、茶道の時間を設け、「姿勢を正しくし、心を落ち着ける」ことも大切にしています。
ナーサリー(2歳児)教育内容
家庭的でゆったりとした保育環境を心がけ、自然な遊びの流れの中で、保育者と温かく関わることにより、一日の生活のリズムを作っていきます。
ナーサリーでは、特に次の点に留意します。
○基本的生活習慣
食事、排泄、睡眠、衣服の着脱等を身に付けていく大切な時期です。子どもの成長発達に沿って個別対応を行っています。満たされた安定感の中で気持ちよく生活習慣が身についていくよう心がけています。
○遊 び
好きな遊びの時間をたっぷりとることにより、情緒の安定を図り、豊かな創造性の芽生えを培っていきます。家庭的な温かい雰囲気の中で、先生や友だちとゆったりと遊び、様々な玩具に興味をもち、友だちと遊ぶ喜びを育てていきます。
○ことば
語彙が増してくる時期です。正しい言葉でのやさしい語りかけ、絵本の読み聞かせやお話を通して言葉の発達が豊かに助長されるよう努めます。
恵まれた美しい自然環境を生かし、2歳児の生活をきめ細かく見ていきながら、3歳児・4歳児・5歳児の3年間36ヶ月を見通して教育課程を編成し、長い期間の中で、各年齢に応じた指導計画を立て教育を進めてまいります。
同年齢同士の遊びを大切に、子ども達がその中で安心感をもち、自己を十分発揮できる環境づくりと、異年齢の交流保育も大切にしていきたいと考えています。年齢を超えた遊び場づくりをすることで、年長児に対する憧れや、年少児を思いやる優しさを経験し、相手の気持ちを汲み取れる子どもになります。
また、お母様方の子育てに関しての情報交換、コミュニケーションを図っていただく場として、園をご活用下さい。学期毎の保育参観やクラス懇談会を通して子ども達の集団生活に於いての育ちについて話し合いもします。また、降園時には、個々の活動状況をお母様方に丁寧にお伝えすることから、幼稚園と家庭との連携を密にし、子ども達の育ちを共に見つめて参りたいと願っております。
園長 北野 祐弘
避難設備を含む施設の安全面・衛生面・管理面につきましては、アクトン・フィンチリー幼稚園とも、開園時より火災報知器・煙探知器・盗難警報器など各種装置を設置し、建築基準法上、この国の厳しい安全基準を満たしております。特に風致地区にある施設の関係上、アクトン幼稚園では訪問者専用入り口を設置し、警備員を敷地内に常駐させ、日ごろの園児の安全を確保するだけでなく、不慮の事故に対応できる体制を整えております。
また、教育にかかわっては関係監督庁より、英国の国家基準による監査(安全・健康衛生・遊具・児童保護など14項目)を受け、日系幼稚園で初の「英国教育省許認可幼稚園」として認定・指定され、現在に至っています。
自然豊かな恵まれた環境にある学園で、又、園外で伝統のある英国文化に接する中で、21世紀の国際社会で、活躍するための人生の基礎を築いてほしいと願っています。
本学園の課外活動
文化、芸術面では、世界的に権威のあるRoyal Academy of Dancing(RAD)バレエスクールの後援により、「バレエ教室」が開始され、現在も、Highgate 及び Chelsea Ballet School の英国人教師の指導で、行われています。
スポーツ面では、英国で初の日本人少年・少女サッカーチーム「LJJフロンティアーズ」(アクトン幼稚園のグラウンド)が結成されて今年で19年目を迎えます。プレミアリーグ・チェルシーより、有資格の優れたコーチ陣が指導を行う一方、夏期サッカースクール期間中には、過去3年間にわたって、世界的に有名なジェフ・ハースト氏(1966年ワールドカップに出場。史上初のハットトリックを決め、イングランド初優勝の立役者)の指導を受けました。
さらに、2001年度より、アクトン幼稚園では、保護者のためのサッカースクールも発足しました。とかく、海外生活は、ストレスが多いもの。スポーツでストレス解消にお役立て下さい。
教育面では、交通事情、ご家庭の事情等で、当園の全日保育に通園できないといった悩みが多く聞かれ、そういったお子様を対象に、「土曜幼児教室」が開設されています。又、「夏・秋・冬」の各期にはコースが設けられ、皆様のご要望にお応えしています。各教室とも当園の教師が責任をもって指導にあたっていますので、全日保育と変わらない充実した内容です。2010年よりそろばんを取り入れ、子ども達の数字への興味や関心を高めています。
また、保護者の皆様の英国での生活をより一層充実したものへとの願いから、語学学校ベルリッツ ブライトン校を傘下に修め、ご利用頂いております。(日本人がお世話します)
英国前田学園 理事長 前田 勝敏




